米政府のエボラ熱対策、医薬品メーカーに20億ドル相当利益に

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エボラ出血熱の封じ込めを目指す米 政府の新たな取り組みで、米医薬品メーカーのマップ・バイオファーマ シューティカルやジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)、エマー ジェント・バイオソリューションズなどが利益を得る見通しだ。契約規 模は20億ドル(約2300億円)相当となる可能性がある。

オバマ米大統領は先週、エボラ熱感染拡大を食い止めるため、62億 ドルの緊急支出を議会に求めた。ブルームバーグ・インテリジェンスの アナリスト、ブライアン・フリール氏によると、これまでは防衛関連契 約への支出が中心だったのに対し、今回の要請はヘルス関連に重きを置 いている。

オバマ大統領の要請はワクチンや海外の薬品の試験迅速化なども目 標としている。フリール氏は入札なしの発注となる可能性が高く、エボ ラ熱関連事業に従事する複数の医薬品メーカーすべてが受注する見込み だと指摘した。同氏は契約規模について、米厚生省(DHHS)が昨年 こうした契約に費やした予算の比率に基づき20億ドルと予想している。

J&Jや英グラクソ・スミスクライン、米ニューリンク・ジェネテ ィクス、米ノババックスがエボラワクチンの開発に取り組んでいる。

マップや米キメリックス、カナダのテクミラ・ファーマシューティ カルズ、富士フイルムホールディングスは治療薬を開発している。

原題:Ebola Contracts Worth $2 Billion Stand to Benefit Drugmakers (1)(抜粋)

--取材協力:Roger Runningen、Jonathan Allen.

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