米で中国株・債券ETF熱高まる-運用会社が1000兆円市場狙う

米国では、上場投資信託(ETF) の投資家に9兆ドル(約1030兆円)規模の中国本土株・債券市場にアク セスを与えようとする動きが活発になっている。

ブラックロック中国南方アセット・マネジメントなどの資産運用 会社は、中国株・債券に連動するETF40本近くを米当局に登録した。 これは今までの本数の6倍に上る。米国に証券口座がある人は誰でもこ うしたETFを通じて、これまでは一握りの適格機関投資家以外は手に 届かなかった中国株・債券に投資できる。

国内上場の中国本土株は年間では2009年以来最大の上昇となる勢い で、海外上場の本土株を上回るペースとなっている。中国政府の資本規 制緩和計画により、割安となっている国内上場株と海外上場株との価格 差が縮小するとの観測が広がっているためだ。香港と上海の証券取引所 による相互注文取り次ぎなどのプログラムにより中国の市場開放が進む 中、資産運用会社は新たな投資家から手数料収入を確保しようと迅速に 動いている。

米モーニングスターのシニアアナリスト、パトリシア・オイ氏は電 話インタビューで、「その可能性の大きさから中国を無視することはで きない」と指摘。資産運用会社は「非常に大きな市場に足掛かりを築き たいと考えている」と述べた。

原題:China’s $9 Trillion Untapped Market Spurs ETF Frenzy in U.S. (2)(抜粋)

--取材協力:Fion Li、Justina Lee、Richard Richtmyer.

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