【ECB要人発言録】追加措置の準備を指示した-ドラギ総裁

11月4日から11月9日までの欧州中 央銀行(ECB)要人らの主な発言は次の通り(記事全文は発言者の氏 名をクリックしてください)。

<11月7日> バイトマン・ドイツ連邦銀行総裁(パリでの会議でバランスシートの拡 大規模の数字について):期待であって目標ではない。

ノワイエ・フランス中銀総裁(パリでの会議で):政府が困難でも必要 な選択肢を講じるのではなく、構造改革の実施を無期延期し借り入れを 続けることが可能だという幻想をもたらすことが、超低金利の別の非常 に大きなリスクだ。

リイカネン・フィンランド中銀総裁(YLE・TV1とのインタビュー で):ECBの当局者と委員会が必要な時に導入するための追加措置を 準備している。金融政策は必要な限り緩和的な状態を維持し、必要なら ば追加措置を取る。

<11月6日> ドラギ総裁(政策決定後の会見で資産購入について):購入プログラム は少なくとも2年続く。購入に適した資産の範囲は1兆ユーロだ。市場 はECBの行動に対して前向きに反応するはずだ。

ドラギ総裁(政策決定後の会見で他の中銀について):他の中央銀行の 経験とそのバランスシートの規模について広く議論した。最重要のメッ セージは、当中銀のバランスシ ートは今後数カ月にわたって拡大が続 き、他の中銀が縮小する一方で拡大が継続するということだ。

ドラギ総裁(政策決定後の会見で経済予測について):ECBの経済予 測が下方修正されること示唆する兆候がある。ユーロ圏景気の先行きを めぐるリスクは引き続き下向きだ。

ドラギ総裁(政策委員会後の会見で決定内容について):必要な場合に 追加策を取ることについては全会一致だ。ECBはユーロ圏の中銀シス テム内の関連の委員会に必要な場合に実行する追加措置の時宜を得た準 備を指示した。

ドラギ総裁(政策決定後の会見でについて):現行の景気刺激政策はバ ランスシートに相当の影響を 及ぼし、バランスシートは2012年初めご ろの規模へと近づくと考えている。

<11月4日> ドラギ総裁(欧州議会のメンバーに宛てた書簡で):ギリシャの銀行は 関連の適格基準を満たす限り、ECB政策委員会が実体経済への貸し出 しを支援し、金融政策の伝達メカニズムの機能を強化する目的で6月に 導入した長期オペの恩恵を受けることが可能だ。

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