欧州株(7日):下落、銀行株が安い-週間ベースもマイナス

7日の欧州株式相場は反落。域内の 監督当局が監視を強めている兆候が強まる中、銀行株が売られた。前日 に5週間ぶりの高値を付た指標のストックス欧州600指数は、週間ベー スではマイナスとなった。

ストックス600指数は前日比0.5%安の335.25で終了。業種別19指数 のうち16指数が下落。テクノロジー株とギリシャの銀行株の下げが目立 った。前日は欧州中央銀行(ECB)の政策委員会は必要な場合に一段 の刺激策を講じることで全会一致だとドラギ総裁が発言し、ストック ス600指数は値上がりした。

ピクテ・アセット・マネジメントのチーフストラテジスト、ルカ・ パオリニ氏(ロンドン在勤)は「欧州株が高くなるには輸出銘柄と銀行 株が上がる必要がある」とし、「銀行株が指数に占める割合は非常に大 きい。だが、ECBがこれだけの措置を実施しても、融資と不良債権は 非常に大きな問題としてとどまっている」と語った。

ギリシャ・ナショナル銀行とピレウス銀行、ユーロバンク・エルガ シアスが大きく下げ、銀行株指数は週間ベースで約4カ月ぶりの大幅下 落となった。ギリシャのアテネ総合指数は5.4%安と、西欧市場の株式 指標の中で最もきつい値下がり。

ドイツ連邦銀行(中央銀行)のドンブレト理事はフランクフルトで の講演で、ECBがユーロ圏の銀行監督のやり方を変えると発言。今後 はもっと定量的になり、ECBはいずれ銀行のビジネスモデルも検査す るだろうとも述べた。またロイター通信は、ECBが4日に域内の銀行 監督当局となってからユーロ圏の銀行の流動性チェックを厳格化したと 報じた。

原題:European Stocks Decline, Posting Weekly Loss, as Banks Tumble(抜粋)

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