欧州債:イタリア債が3日続伸、ECB緩和拡大めぐる観測で

7日の欧州債市場ではイタリア国債 が3日続伸。欧州中央銀行(ECB)が緩和策拡大の準備を進めている との観測が広がっている。

6日の政策決定後の記者会見でドラギECB総裁は、必要になれば 追加策を講じる方針に政策当局者らは全員が賛成していると発言。ま た、ECBのバランスシートは2012年3月当時の規模へ近づいていくと も述べた。こうした発言を受け、ECBは社債または国債を購入対象に 含めて緩和策を拡大するとの見方が強まった。

ウニクレディトの債券戦略責任者、ミヒャエル・ロトマン氏(ミュ ンヘン在勤)率いる同行のストラテジストらは電子メールで配布したリ ポートで「ECB会合でのハト派的なトーンが周辺国債を良く支えてい る」とし、「市場は引き続きECBの論調に左右され、リスク資産が選 好されるとわれわれは予想する」と記した。

ロンドン時間午後4時42分現在、イタリア2年債利回りは前日比2 ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の0.66%。前日は4b p下げた。同国債(表面利率1.5%、2016年12月償還)価格はこの 日、0.03上げ101.745。10年物利回りは1bp下げて2.37%。

スペイン10年債利回りは2.15%で、前日からほぼ変わらず。ドイ ツ10年債利回りもほぼ横ばいの0.82%。

原題:Italian Notes Advance a Third Day Amid ECB Stimulus Speculation(抜粋)

--取材協力:Lukanyo Mnyanda.

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