中国の金需要が増加、価格が底値に近づいている可能性示唆か

金価格が4年ぶりの安値に下落し、 中国とインドの消費者にとって金の魅力が高まっている。需要の回復 は、ここ10年余りで最長期間に及んでいる金価格下落の終了を示唆して いる可能性がある。

英スタンダードチャータードは、アジアでの金購入が価格の支援材 料になると予想している。金相場は2000年以降で初めて2年連続で下落 する可能性が高まっている。株式市場の上昇に加えインフレが抑制され ているため、ヘッジ手段としての金投資の魅力が低下しており、金相場 は今週、1オンス当たり1137.94ドルに下落した。相場は米シティグル ープやゴールドマン・サックス・グループなどの銀行が予測した安値に 近づいている。

スタンダードチャータードの商品調査責任者、ポール・ホースネル 氏は5日の電子メールで、「中国の個人需要を考慮すると底値は1100ド ル近辺だ。中国とインドの現物需要の指標は堅調だ」と指摘した。

中国の香港からの金輸入は9月に5カ月ぶりの高水準に達した。業 界団体ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)は同月に、中国の金 需要が3年間に20%増加するとの見通しを示している。

原題:China Gold Buyers Signal Slumping Price Nears Nadir: Commodities(抜粋)

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