中国の信託資産、7-9月は10年以来の低い伸び-景気下押し

中国の信託資産の規模は7-9月 (第3四半期)に2010年以来の低い伸びにとどまった。当局がシャドー バンキング(影の銀行)のリスク抑制を図っていることや、投資家がデ フォルト(債務不履行)懸念を強めていることが背景にある。

中国信託業協会が7日発表した資料によると、信託会社が運用する 資産の総額は9月末時点で12兆9000億元(約243兆円)と、6月末に比 べて3.8%増だった。

協会は同資料で、中国には9月末現在、「リスクの高い」信託商品 が397本あり、その評価額は824億元相当だと指摘。6月末時点では917 億元相当だった。

キャピタル・エコノミクスの中国担当エコノミスト、ジュリアン・ エバンスプリチャード氏(シンガポール在勤)は「シャドーバンキング のリスクに当局が対処している結果、与信供与の伸びが鈍化している。 それが投資への重しとなり、経済成長鈍化につながっている」との分析 を示していた。

原題:China Trust Assets Grow Least Since 2010 in Drag on Economy (1)(抜粋)

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