欧州株:総じて上昇-ECB総裁が必要時の緩和拡大用意と言明

6日の欧州株式相場は総じて上昇し た。欧州中央銀行(ECB)は必要な場合に一段の景気刺激措置を実行 する用意があると、ドラギ総裁が発言したことが手掛かり。

ストックス欧州600指数は前日比0.2%高の337.08で終了。この日は 1%上昇したり0.6%下落する場面もあった。取引終了時は344銘柄が上 昇、252銘柄が下落した。先週は日本銀行の予想外の追加緩和決定を受 け、週間ベースで年初来最大の上げとなった。

ルイス・キャピタル・マーケッツのストラテジスト、トリスタン・ アベ氏は電話で「鍵となるメッセージは先週金曜の日銀と一緒だ。投資 家が引き続き気にしているのは金融政策だ」と指摘。その上で、ECB 「会合を受けて株式を購入するのは理にかなうだろうか。そんなことは ない。新しい要素はなかった。ポジションがショートだった投資家らが 買い戻したのだろう。ハト派的だと判断した可能性がある」と続けた。

ECBはこの日、政策金利を据え置いた。その後の記者会見でドラ ギ総裁は、ECBの「責務の範囲内で追加の非伝統的政策手段を利用す ることについて、政策委員会は全会一致だ」と語った。

この日の西欧市場では18カ国中13カ国で主要株価指数が上昇。英 FTSE指数は0.2%高となったほか、フランスのCAC40指数 は0.5%、ドイツのDAX指数は0.7%それぞれ上げた。

個別銘柄では、独スポーツ用品メーカーのアディダスが4%、独ハ イデルベルクセメントは5.3%それぞれ上昇。英ウィリアム・モリソ ン・スーパーマーケッツは6.2%高となった。

原題:Most Europe Stocks Rise as Draghi Says More Stimulus If Needed(抜粋)

--取材協力:Namitha Jagadeesh.

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