ユーロ圏は停滞に向かっている、世界成長へのリスク-OECD

ユーロ圏経済は回復停止に向かって おり、世界の成長に対する主要なリスクだ。経済協力開発機構( OECD)がこのように警告し、欧州中央銀行(ECB)に大規模な資 産購入を促した。

OECDのチーフエコノミスト、キャサリン・マン氏は世界経済見 通しで、「失業率が高止まりしインフレ率が目安から大きくかけ離れた ままのユーロ圏は全体として景気回復が徐々に止まろうとしており、世 界の成長に対する主要なリスクだ」と指摘した。

OECDはユーロ圏の成長率を今年が0.8%と来年1.1%と予想。こ れに対し米国はそれぞれ2.2%と3.1%、世界の成長率は3.3%と3.7%の 見通しとし、ユーロ圏の出遅れが鮮明になっている。

「ECBは発表済みの措置以上に金融緩和を拡大し、これまでのプ ラス効果の上に積み重ねるべきだ。インフレが軌道に戻るまで、相当規 模の資産購入を実施すると表明することも一つの方法だ」とOECDは 論じている。

原題:OECD Urges Sizable ECB Purchases as Europe Grinds to Standstill(抜粋)

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