クレディ・アグリコル:7-9月は増益-法人銀行部門が寄与

訂正済み

フランス3位の銀行、クレディ・ア グリコルの7-9月(第3四半期)決算は4.1%増益となった。法人・ 投資銀行部門の増益が寄与した一方で、経済成長の減速が消費者向け銀 行部門の重しとなった。

同行の発表資料によると、7-9月の純利益は7億5800万ユーロ (約1090億円)と、前年同期の7億2800万ユーロから増加。ブルームバ ーグが調査したアナリスト6人の予想平均(7億4300万ユーロ)を上回 った。

クレディ・アグリコルなど欧州の大手銀行は、引当金や資本規制強 化、成長鈍化を背景に収益性改善で苦戦している。クレディ・アグリコ ルは3月、2016年までに少なくとも40億ユーロの年間純利益を目標とす る方針を示した。昨年の純利益は25億1000万ユーロだった。

ジャンポール・シフレ最高経営責任者(CEO)は記者団との電話 会議で、今回の決算について「フランスの経済環境悪化の中での結果 だ」と説明し、「引き続き回復の兆しが待たれる」と述べた。

法人・投資銀行部門の事業整理など一時的影響を除く利益は2 億4500万ユーロと、1億3400万ユーロから増えた。

資産運用会社アムンディ・グループや保険とプライベートバンキン グを含む貯蓄部門の純利益は4.2%増の3億9800万ユーロ。イタリアの 消費者向け銀行ネットワーク部門カリパルマの利益は26%増の3200万ユ ーロ。

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