米ツイッターに「1周年おめでとう」は適切か-損失膨らむ

簡易ブログ運営の米ツイッターは6 日に米国での新規株式公開(IPO)から1周年を迎える。株価は IPO価格から55%上昇したが、他の多くの角度から見た実績はそれほ ど輝かしいものではない。

IPO後にツイッターは73%高の45.10ドルの初値を付けたが、5 日の株価はそれを下回る40.37ドル。ブルームバーグのデータによる と、同社の企業価値は1年間の売上高の19.4倍と、過去最低水準にあ る。赤字も続いており、損失額は売上高の伸びを上回るペースで拡大し ている。ブルームバーグが集計したアナリスト予想によると、ツイッタ ーの黒字化はIPO実施の段階では2015年と見込まれていたが、今で は17年にずれ込んだ。

昨年11月のIPOの準備段階ではツイッター株は急成長を遂げる銘 柄との触れ込みだったが、思ったほどでないことがデータで浮き彫りに なった。サービスの世界展開と潜在力を大げさに宣伝し、月間の利用者 数に注目するよう投資家に求めたが、それも結局は鈍化しつつある。デ ジタル広告事業は好調だが、ディック・コストロ最高経営責任者 (CEO)は対応を迫られている。

金融メディアサイト、エクイティーズ・ドット・コムの調査ディレ クター、フランシス・ガスキンズ氏は、人々の予想と実際に起きたこと の間に食い違いが生じ、ツイッターはハイテク株の失敗例になったと指 摘する。

ツイッターの広報担当ジム・プロッサー氏はコメントを控えてい る。ツイッターのIPO価格は26ドルだった。

原題:Happy Birthday Twitter? One Year After IPO, Losses Abound (1)(抜粋)

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