仏ソシエテ・ジェネラル:7-9月は増益、貸倒引当金が減少

フランス2位の銀行、ソシエテ・ジ ェネラルの7-9月(第3四半期)決算は前年同期比57%増益となっ た。不良債権処理と法務関連の引当金の減少が寄与した。

6日の発表資料によると、純利益は8億3600万ユーロ(約1200億 円)。前年同期の5億3400万ユーロから増えたが、ブルームバーグが集 計したアナリスト5人の予想平均(8億7200万ユーロ)には届かなかっ た。

フレデリック・ウデア最高経営責任者(CEO)は発表文で今回の 決算について、「経済的に難しい環境」でソシエテ・ジェネラルの活力 を浮き彫りにしたとコメントした。

同行は、主力市場のフランスでの景気低迷や大規模な支店網がある ロシアの景気減速で打撃を受けている。フランス国内の消費者向け金融 部門の純利益は前年同期比2.7%減少した一方、ロシアでの事業活動は 「引き続き回復力がある」と同行は説明した。

リスク費用は前年同期比で41%減少し6億4200万ユーロ。前年同期 には訴訟引当金を2億ユーロ積み増していた。同行は7-9月期に訴訟 引当金を積み増ししなかった。

収益性の目安となる株主資本利益率(ROE)は7-9月期に税引 き後ベースで6.8%と、前年同期の4.3%から改善した。同行は2016年ま でにROEを10%以上にすることを目指している。

国際リテールバンキング事業の利益は7-9月期に4.9%増加し2 億9600万ユーロ。ロシア事業の利益への寄与は1600万ユーロ。

グローバル・マーケッツ部門の総収入は7-9月期に13%減少し10 億5000万ユーロ。債券・通貨・商品トレーディング部門は1.4%増収と なった一方、株式トレーディング部門は25%減収だった。

原題:SocGen Third-Quarter Profit Rises on Lower Loan-Loss Provisions(抜粋)

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