原油市場のシェア確保を目指すサウ ジアラビアが価格競争を行っている可能性が指摘される中、ノースダコ タ州やテキサス州でシェールオイルを生産しサウジと競合する米企業は ひるんではいない。

米企業は同国のシェールオイル業界について、石油輸出国機構 (OPEC)加盟国の多くよりもかなり持久力があると考えている。米 企業の数社は増産を計画している。

シェールオイル生産会社チェサピーク・エナジーのアーチー・ダナ ム会長は電話インタビューで「サウジは大きな賭けに出ている。価格が 1バレル当たり60ドルか70ドルに下落すれば米国の生産は鈍化するだろ う。しかし、停止されることはない。OPEC加盟国にとっての結末は かなり悲惨だ」と語る。

サウジが米国向け原油価格を引き下げたことを受け、同国が供給の バランスを取り価格を押し上げるための減産を実施しないとの懸念が広 がっている。

ダナム会長はこの点について、十分な現金と資産を保有し原油価格 が50ドル近辺に下落しても持ちこたえることのできるサウジにとっては 有効だと指摘。ただ、「OPEC加盟国の大部分は、80ドルを下回る価 格水準では予算を組むことができず国民を満足させることができない」 との見方を示した。

原題:Confident U.S. Shale Producers Think They Can Outlast OPEC Moves(抜粋)

--取材協力:Wael Mahdi、Jim Polson、Rachel Graham、Moming Zhou、Eliot Caroom、Lananh Nguyen.

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