元エンロン傘下のEOG、米シェールブームの勝者に

原油価格が1バレル当たり80ドルを 割り込み、エネルギー企業の時価総額が数十億ドル相当失われる中、大 半のアナリストが依然として買いを推奨する米国の石油生産会社があ る。

破綻したエネルギー総合企業エンロンの一角だったEOGリソーシ ズが、石油業界で最も推奨される株式として浮上している。原油価格は 今週、3年ぶりの安値に下落したが、ブルームバーグが集計したデータ によれば、EOGは今年と来年の両年、収入が支出を上回ると予想され ている唯一のシェール開発企業だ。

米国の大半の石油生産会社が多額の債務を抱える中、投資家らはフ リーキャッシュフローを生み出す企業を選好し投資している。このよう な企業は、増産に向け一定の支出が必要なシェール掘削業界ではまれ だ。

EOGは4日の決算発表で、7四半期連続で2桁の生産の伸びを達 成したと報告。7-9月(第3四半期)の純利益は2倍余りに増加し11 億ドル(約1260億円)となった。

EOGの成功は米国のシェールブームの明暗を浮き彫りにしてい る。多くの企業による生産が前例のない原油供給の増加につながった が、余剰資金がほとんど生まれていないケースも多い。EOGは自社で 鉱山や鉄道ターミナルを保有し、新規鉱床の調査や石油エンジニアリン グに重点を置く戦略を取っている。

原題:Enron Castaway Shrugs Off Low Price to Become ‘Apple of Oil’ (2)(抜粋)

--取材協力:Rebecca Penty.

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