米大統領と共和党マコネル氏、一致点探る-中間選挙結果受け

オバマ米大統領とマコネル共和党上 院院内総務は、4日の中間選挙で共和党が上院で過半数議席を確保した ことを踏まえ、国際貿易や税制改革などの問題で一致点を探る考えを表 明した。

大統領は5日、ワシントンで記者団に対し、選挙結果は有権者が自 身と議会に「仕事を成し遂げる」ことを求めているというメッセージを 送ったものだとコメント。共和党と妥協点を見いだしていく考えを示し た上で、共和党の政策課題を見極める意向であり、どちらも全て思い通 りにはならないと警告した。

年明けに上院の多数党院内総務に選ばれる見通しのマコネル氏はケ ンタッキー州ルイビルで記者団に対し、「政府閉鎖や国家債務のデフォ ルト(不履行)を起こさない」と述べ、ワシントンでの行き詰まり解消 を目指す考えを示した。マコネル氏は大統領との電話会談で合意できる 分野に取り組むことについて話したことを明らかにした。

マコネル氏は「貿易協定に関する案をわれわれに送るように伝え た。検討したいと思う。大統領と協力できるか見守るつもりだ。そう期 待する」と語った。

共和党は経済問題などでのオバマ大統領の手腕に対する有権者の憤 りに乗じた形で、上院選では少なくとも7議席を増やし、定員100議席 中52議席を確保。既に多数派を占める下院でも議席を伸ばし、約60年で 最多となった。

オバマ大統領は今回の選挙について、近年の議会審議の行き詰まり に対する国民の嫌気の表れだと指摘。移民や経済に関する自身の政策課 題を推進する考えを示した。さらに、「私が署名できない法案が議会を 通過するだろう。議会の一部が好まない行動を私が取ることは確実だ」 とも述べ、共和党の大部分の議員が反発する移民対策で年内に行政権限 の行使を目指す方針を示した。

原題:Obama, McConnell Look for Common Ground After Republican Gains(抜粋)

--取材協力:Mike Dorning、Roger Runningen、Angela Greiling Keane.

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