ECB:政策金利据え置き-ドラギ総裁リーダーシップ誇示か

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欧州中央銀行(ECB)は6日、政 策金利を過去最低水準で据え置いた。ユーロ圏景気てこ入れを目指す措 置をさらに講じるためには、ドラギ総裁が強いリーダーシップを発揮で きることが必要だ。

ECBはフランクフルトで定例政策委員会を開き、短期金利の調節 手段である短期買いオペ(売り戻し条件付き債券買いオペ=レポ)の最 低応札金利を0.05%で据え置くことを決めた。中銀預金金利と限界貸出 金利もそれぞれマイナス0.2%と0.3%に維持した。ブルームバーグ・ニ ュースが実施したエコノミスト調査で全員が予想した通りだった。

必要な場合にECBが追加の金融緩和措置に踏み切れるためには、 ドラギ総裁が政策委員会内の意見対立を乗り越える必要がある。ECB が来月にも資産購入を拡大すると総裁がこの日示唆するかどうかに注目 が集まっている。

クレディ・アグリコルCIBのエコノミスト、フレデリック・デュ クロゼ氏(パリ在勤)は、ドラギ総裁が政策決定後の記者会見を「自身 のリーダーシップをあらためて明確に示す場」とし「バランスシートを さらに拡大するため、12月にも行動する用意があるとのメッセージを送 るだろう」とみている。

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