米ダラス連銀総裁:FRBの独立性脅かさないよう議会に要請

米ダラス連銀のフィッシャー総裁は 中間選挙で共和党が上院の過半数議席を獲得したことを受け、共和党議 員は連邦準備制度理事会(FRB)の独立性を低下させたいとの衝動を 抑えるべきだと指摘した。

総裁は5日、ブルームバーグテレビジョンのインタビューで「考え てみてほしい。議会は自分らの予算をまとめることすらできない。その ような議会にFRBの運営を任せたいだろうか」と述べた。フィッシャ ー総裁はクリントン政権時代に、米通商代表部(USTR)の次席代表 を務めた経験を持つ。

既に下院の過半数を占めている共和党は、今回の中間選挙で上院で も過半数の議席を獲得し、来年1月から議会の上院銀行委員会で主導権 を握ることになる。上院銀行委員会はFRBを監督する立場にある。

議員らはこれまで、金融当局の政策運営方法の変更に関する法案を 複数まとめた経験がある。こうした法案が可決されればFRBに対する 議会の影響力が強まることになる。

フィッシャー総裁は「極端なことを言えば、金融当局も議会と同じ ようにカメラの前で演技させられることになりかねない」とし、議会が 金融当局の決定を監査するようなことになれば「それは最悪の事態だ」 と言明した。

原題:Dallas’s Fisher Tells Congress Don’t Mess With Fed Independence(抜粋)

--取材協力:Christopher Condon.

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