英銀バークレイズ、8部門への組織再編を検討中-新規則にらみ

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英銀バークレイズは組織を8つの事 業部門に再編することを検討している。リテール事業と高リスクの投資 銀行事業の間に防護壁を設けることを大手銀に求める新規則の導入に備 える。

バークレイズは英・欧州のリテール事業、米国の持ち株会社、バッ クオフィス機能を担う子会社の3つを防護壁の中に置き、他の5つの事 業体から隔離することを検討している。同案の草稿文書をブルームバー グ・ニュースが入手した。提案は12月11日に取締役会に諮られるとい う。

「米国と英国の構造改革要請が、バークレイズ銀行という単一の事 業体の分割を迫っている」と10月15日付の文書は指摘し、「その結果と しての資本と流動性の絶縁はグループ全体について新たな最適構造を検 討する必要を生じさせる」としている。

バークレイズの広報担当者は電子メールで、文書の内容は「現時点 での考えを反映していない」とし、「将来の形について検討を続けてい る」が、新規則への対応についての「構想は流動的であり、引き続きさ まざまな選択肢を検証する」と説明した。

ジョン・ビッカーズ氏が率いる英銀行独立委員会(ICB)が示し た規制案は預金や決済などのリテール金融サービスを高リスク部門から 保護することを2019年から大手銀に義務付ける内容で、イングランド銀 行(英中央銀行)は先月、これに沿った法的および業務上の構造につい ての暫定計画を来年1月6日までに当局に提出することを銀行に求め た。

バークレイズの文書の案によれば、バークレイカードとインターナ ショナル銀行サービス、グローバル・デリバティブ・ポートフォリオ、 ローンブック、アフリカ事業が防護壁の外に置かれる。

--取材協力:Jim Brunsden.

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