米最大の原油輸入拠点、ルイジアナ州に見る輸入減少の実態

米国最大の原油輸入拠点の輸入ペー スが鈍化している。

石油ターミナルのルイジアナ・オフショア・オイル・ポート (LOOP)はわずか6年前にはサウジアラビアやナイジェリア、イラ クなどの国々から日量100万バレル余りの原油を輸入していた。現在の 輸入量はその半分で、ミシシッピ州やペンシルベニア州など全米の港湾 で同様の傾向が見られる。さらに、米国の原油生産が31年ぶりの高水準 に達しているため、隣接するテキサス州がLOOPにとって2番目の原 油供給元となっている。

IHSの世界石油市場担当責任者、ジェイミー・ウェブスター氏は 3日、ワシントンからの電話インタビューで「米国の原油生産によって 世界中の原油の流れが大幅に変化している。LOOPはその代表例だ」 と指摘。「基本的にナイジェリアからの輸入はほとんどなくなってい る。これは極めて大きな変化だ。私は石油市場の関係者でエコノミスト ではないが、概してこのことは米国にとって大きな刺激になっている」 と述べた。

米労働統計局のデータによれば、石油・天然ガス生産ブームによ り2007-13年に15万9000人余りの雇用が創出された。英BPは、米国 が30年までにエネルギーを自給できるようになると予想している。

原題:Oil Import Decline to U.S. Revealed by Louisiana as New Truth(抜粋)

--取材協力:Grant Smith、Lananh Nguyen.

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