ボルドー産高級ワインに痛手-中国のぜいたく品取り締まりで

高級ワイン産地として有名なフラン スのボルドー地方でワイナリーを運営するリナ・ファン氏は、中国政府 の高級品消費取り締まりによって痛手を受けている。

マルゴー村でファン氏が運営するワイナリー、クロ・デ・キャト ル・バンでは、中国向けの売り上げが落ち込んでいる。中国の人々はぜ いたくな生活の象徴と見なされるワインの購入を一段と控えるようにな っている。

「輸出はここ数カ月間で20-30%と、大幅に減少している」。シャ ンパーニュ地方やロワール地方で勤務した経験のあるファン氏はワイナ リーでのインタビューでこう語った。

ボルドー地方の高級ワインメーカーは、中国共産党による規律回復 と汚職対策の取り組みによる打撃を受けている。こうした取り組みは、 贈答や政府関係者による高額出費の取り締まりにつながっている。それ が、フランスのコニャックメーカー、レミー・コアントローや高級品メ ーカーのLVMHモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトンの売り上げに影響を 及ぼしている。

ボルドーワイン委員会によると、ボルドーワインの7月までの1年 間の中国本土向け輸出額は26%減少し2億4000万ユーロ(約340億 円)。輸出量は2000年にはわずか2000ヘクトリットルだったが、12年に は過去最高の53万8000ヘクトリットルに達した。中国本土は数量、金額 共にボルドーワインの最大の輸出市場。

原題:Bordeaux Wines Feel Pain of Chinese Crackdown on Lavish Living(抜粋)

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