【個別銘柄】Fリテや帝人高い、ソフバンク下落、空運は上げ

更新日時

きょうの日本株市場で、株価変動材 料のあった銘柄の終値は次の通り。

ファーストリテイリング(9983):前日比2.3%高の4万2450 円。10月の国内ユニクロの既存店売上高は前年同月比10.5%増だった、 と4日に発表。気温が低く推移し、秋冬物商品の販売が好調だった。野 村証券では投資判断「買い」、目標株価4万3000円を継続。会社計画を 上回る好調で、取り扱いを拡大した子供服、新たな訴求点を付与したコ ア商品の活性化効果が見逃せないと指摘した。

帝人(3401):8.1%高の295円。4-9月期(上期)の連結営業利 益は前年同期比2.3倍の121億円だった、と5日午前に発表。高機能繊 維・複合材料やヘルスケアを中心に利益を伸ばし、従来計画の80億円を 上回った。一方、ポリカーボネート樹脂事業でシンガポール子会社を整 理するなど構造改革実施による特別損失の計上で、2015年3月期の純損 益計画を100億円の黒字から200億円の赤字に下方修正。ただ、今後の経 営効率の改善を見込む買いが優勢となった。

ソフトバンク(9984):2.3%安の7840円。15年3月期の連結営業 利益計画を1兆円から9000億円に下方修正する、と4日に発表。携帯電 話サービスを手掛ける米子会社のスプリントの業績予想を減額した。4 日のニューヨーク株式市場ではスプリント株が急落、11四半期連続で契 約者数が減少したことを明らかにし、利益見通しを修正した。

資源関連株:国際石油開発帝石(1605)が2.2%安の1346.5円、 JXホールディングス(5020)が3%安の455円など。4日のニューヨ ーク原油先物は大幅続落、サウジアラビアが米国向け価格を引き下げた ことが材料視され、2%安の1バレル=77.19ドルと3年ぶりの安値を 付けた。市況安が収益の下方圧力になるとみられた。一方、燃料価格の 低下につながるとの見方から日本航空(9201)が4.8%高の3115円など 空運株、九州電力(9508)が4.2%高の1281円など電力株は高い。

東京電力(9501):8.4%高の439円。NHKが5日朝に報じたとこ ろ、福島第1原子力発電所の4号機で、4日までに使用済み核燃料の取 り出しが全て終了し、廃炉に向け一つのヤマを越えたという。

日本水産(1332):7.3%高の338円。15年3月期の連結営業利益計 画を155億円から前期比26%増の175億円に上方修正する、と5日午後に 発表。水産物市況の高値推移、南米サケ・マス養殖会社の在池魚評価益 の増加など海外事業が好調だった上期動向を踏まえた。

SCREENホールディングス(7735):9.2%高の662円。4-9 月期(上期)の連結営業利益は前年同期比2.2倍の67億円と、従来計画 の47億円から上振れたもようと4日に発表。費用抑制や製品構成の変化 などが寄与した。

日新製鋼(5413):5.5%高の1077円。4-9月期(上期)の連結 営業利益は前年同期比5.1%増の89億9900万円だった、と4日に発表。 ZAM(高耐食溶融めっき鋼板)や特殊鋼、ステンレス製品などの積極 的拡販で売り上げが15%伸びる一方、合理化やコスト削減も進め、従来 計画の80億円を上回った。

船井電機(6839):15%高の1158円。4-9月期(上期)の連結営 業利益は前年同期比2.3倍の13億3200万円だった、と4日に発表。米国 の年末商戦向け出荷が順調、品目数絞り込みによる効率化、在庫管理の 徹底なども寄与し、従来計画の5億円から上振れた。

ツクイ(2398):7%安の977円。4-9月期(上期)の営業利益 は前年同期比14%減の21億2400万円だった。と4日に発表。主力の在宅 介護を中心に売り上げは7.1%伸びたが、出店や施設開設に伴う初期費 用、人材採用・育成費用などが負担になった。

リンナイ(5947):6%安の9300円。5日午前に発表した4-9月 期(上期)の連結営業利益は、消費税増税の影響を受けた国内の低調を 韓国や中国など海外の堅調が支え、前年同期比6.1%増の132億円だっ た。ただ、従来計画の145億円を下回り、前期比7.3%増の365億円とす る15年3月期見通しに対する進捗率は36%、計画未達が懸念された。

富士石油(5017):3.3%安の321円。4-9月期(上期)の連結営 業損益は11億円の赤字と、従来計画の25億円の黒字から下振れたもよう と4日に発表。ドバイ原油価格でバレル当たり105ドルを想定していた が、実績は103.8ドル。原油価格下落に伴う在庫評価損益の悪化を踏ま えた。

カルソニックカンセイ(7248):2%安の591円。4日発表の4- 9月期(上期)連結営業利益は、米国の新車販売台数の好調、欧州の改 善などを背景に前年同期比2.6%増の117億円と増益を確保した。ただ、 前期比4.1%増の300億円とする15年3月期見通しに対する進捗(しんち ょく)率は39%で、未達リスクが懸念された。SMBC日興証券では、 想定通りの着地としながらも、日産自動車の世界販売計画が20万台引き 下げられた影響を懸念するとした。

ユニプレス(5949):6.5%安の2072円。4-9月期(上期)の連 結営業利益は前年同期比16%減の65億6900万円だった、と4日に発表。 国内で得意先減産の影響を受けたほか、米州での増産対応費用などが響 いた。同社は自動車用プレスメーカー大手。

エフテック(7212):4.9%安の1141円。4-9月期(上期)の連 結営業利益は前年同期比3割減の22億3200万円だった、と4日に発表。 北米の堅調、円安効果で売り上げは2%弱伸びたが、メキシコとインド ネシアの生産工場の立ち上げ費用負担、政情不安のタイでの減産が響い た。同社はホンダ系の部品メーカー。

TBSホールディングス(9401):6.7%高の1359円。4-9月期 (上期)の連結営業利益は前年同期比9.7%増の48億円と、従来計画 の44億円から上振れたもようと4日に発表。スポット収入や映像文化事 業の収入が想定を下回り、売上高は2%下振れたが、コスト管理が順調 に進んだ。

ヨロズ(7294):6%高の1994円。4-9月期(上期)の連結営業 利益は前年同期比32%増の35億2500万円だった、と4日に発表。米国や メキシコ、中国での新拠点稼働を含む増収効果に加え、円安も寄与し、 従来計画の32億円を上回った。前期比15%減の68億円とする15年3月期 計画に対する進捗率は52%となっている。

共立メンテナンス(9616):5.8%高の4805円。三菱UFJモルガ ン・スタンレー証券は4日、投資判断を新規に「買い」、目標株価 を5840円とした。ホテル事業の増益、寮・高齢者施設も堅調で、最高益 更新が続くとみる。同証による15年3月期営業利益予想は80億円(会社 計画79億4000万円)、来期100億円。

日特建設(1929):3.4%高の574円。4-9月期(上期)の連結営 業損益は8億円の黒字と、従来計画の8000万円の赤字から改善したもよ うと4日に発表。得意の基礎工事で受注、手持ち工事の施工消化が計画 を上回ったため。前年同期は1億6400万円の赤字。

スターゼン(8043):6.9%高の340円。15年3月期の連結営業利益 計画を22億円から前期比47%増の29億円に上方修正する、と4日に発 表。食肉価格の高値推移、積極的は販売が寄与する。

長瀬産業(8012):7.2%安の1346円。15年3月期の連結営業利益 計画を190億円から前期比6.4%増の168億円に下方修正する、と4日に 発表。液晶用フィルム関連の落ち込み、タッチパネル用部材の利益率低 下などを反映した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE