エボラ熱ワクチン開発、ゲイツ氏ら出資の組織が資金提供検討

英グラクソ・スミスクラインなどの 医薬品メーカーは、西アフリカで感染が拡大しているエボラ出血熱のワ クチンの開発と導入に向けてしのぎを削っているが、一つ重要な疑問が 残っている。それは、誰がその費用を支払うかということだ。

一つの答えとして考えられるのは、各国政府や慈善団体ビル・アン ド・メリンダ・ゲイツ財団などが出資し、発展途上国へのワクチン提供 で最も多くの資金を提供する国際組織GAVIアライアンス(ジュネー ブ)だ。GAVIのセス・バークリー最高経営責任者(CEO)による と、同組織はグラクソや世界保健機関(WHO)などとワクチンの費用 負担について協議しており、来月開催される理事会で決定する見通し だ。

バークリーCEOは電話インタビューで、GAVIが医薬品メーカ ーの開発を加速させるために製造コストを上回る価格でワクチンを購入 する一歩進んだ取り組みが必要かどうか検討していることを明らかにし た。同CEOによれば、グラクソなどのメーカーがワクチンの寄付や増 産に必要な投資に及び腰である場合には、このような措置が必要になる 可能性がある。

バークリーCEOは「メーカーは株主に対し、そうした資金を収益 が見込めないものに投資することを望むかどうか尋ねる必要がある」と 述べ、「ワクチン費用の助成支援について各国と協力することになるだ ろう」との見方を示した。

グラクソの広報担当者、キャサリン・ハートリー氏は電子メールで 同社が「感染拡大抑止を目指す人道的取り組み」の一環としてワクチン の開発を加速させていると説明した。

原題:Bill Gates-Backed Group Weighs Funding to Speed Ebola Vaccine(抜粋)

--取材協力:Makiko Kitamura.

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