10年国債入札、落札利回りが過去最低-黒田バズーカ第2弾早くも浸透

この日の10年利付国債(335回債) 入札の落札利回りが過去最低を更新した。黒田東彦総裁率いる日本銀行 が前週末に決めた追加金融緩和が早くも浸透し、落札利回りが低下する 中でも投資家の購入意欲の強さが示された。

財務省が実施した表面利率0.5%の335回債の入札結果によると、平 均落札利回りは0.439%、最高落札利回りは0.441%となった。ともにこ れまで過去最低だった2003年6月の0.47%、0.473%を下回った。投資 家需要の強弱を示す応札倍率は3.50倍と前回の3.48倍とほぼ変わらずだ った。

大和住銀投信投資顧問の奥原健夫シニアファンドマネジャーは、10 年債入札について、「まずまずの結果だった。決して買える水準ではな いが、日銀が発行量のほとんどを購入する中、需給面で不安はない。超 長期債と比較した10年ゾーンの安定さが結果に反映されている」と分析 した。

日銀は10月31日の金融政策決定会合で、長期国債の買い入れペース を年約80兆円と従来の約50兆円から拡大し、平均残存期間もこれまでの 7年程度から7-10年程度に最大3年程度延長した。

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