米スプリントCEOに圧力-コスト削減では不十分との指摘

米スプリントのマルセロ・クラウレ 最高経営責任者(CEO)は8月の就任から数週間以内に人員削減に着 手し、アップルの「iPhone(アイフォーン)」新機種に2年ごと に乗り換えられる「アイフォーン・フォー・ライフ」を打ち出した。そ れから3カ月足らず、同CEOは2000人の追加削減を決め、さらなる経 費削減を探っている。

スプリントを赤字の携帯電話事業者から成長企業に脱皮させるに は、これよりさらに踏み込んだ措置が求められることになる。価格競争 でTモバイルUSに勝つだけでは十分ではないかもしれない。全国ネッ トワークの質でベライゾン・コミュニケーションズやAT&Tと競うの は選択肢にならない。

フランスのイリアッドが経費節減と価格引き下げのため実店舗や広 告を避けているように、あるいはTモバイルの革新的な販売キャンペー ンのように、クラウレCEOにはスプリントの差別化が必要だ、とニュ ーストリート・リサーチのアナリスト、ジョナサン・チャプリン氏は指 摘する。

チャプリン氏は「クラウレ氏がコスト面でリーダーとなることを望 むなら、大変革が必要だ。縁をいじるだけではだめだ。これら通信事業 者はみな何らかの方法で大きな変革をもたらしてきた。クラウレ氏はま だ何も目覚ましいことはしていない」と語った。

スプリントの携帯電話サービスの解約件数は7-9月に約50万件に 上り、年初来では180万件に達した。7-9月期の純損失が拡大し、同 社は2014年の見通しを下方修正した。これを受け、同社の株価は4日に 一時22%急落した。

原題:Sprint CEO Needs More Than Cost Cuts, Low Prices to Find Growth(抜粋)

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