メルケル独首相:ウクライナ東部2州での独自選挙は「違法」

ドイツのメルケル首相はウクライナ の分離主義者が支配する地域で2日に行われた自らの代表を選ぶ選挙を 「違法」だと非難。ウクライナのポロシェンコ大統領は停戦条件の一環 である自治拡大に関する法律の廃止を警告した。

武装勢力が支配する地域にロシアが軍用車両を結集させているとの 警告を受ける中、ポロシェンコ大統領は4日にウクライナの国家安全保 障防衛会議を開き、9月5日にベラルーシの首都ミンスクで合意された 停戦の一環である「特別な地位」に関する法律の無効化を検討する。

メルケル首相はベルリンでの会議で、ロシアは危機解決に向けて 「われわれが望むほどの貢献をまだしていない」とし、ロシアに対する 経済制裁を解除する「理由は今のところない」と発言。「ミンスク合意 が基礎となるべきだ」と述べた。

自治拡大の法律によって、ウクライナ東部の各地域は自治体として の選挙を行うことが認められた。ウクライナは公式な選挙の日程を12月 7日に定めたが、親ロシア派武装勢力は自らの投票を強行した。

ポロシェンコ大統領は4日に声明を発表し、ウクライナのドネツク とルガンスクの両地域で2日に行われた選挙について、「和平プロセス 全体を危うくする茶番劇だ」と一蹴。ウクライナはこの選挙結果を決し て認めないと続けた。

原題:Merkel Calls Rebel Votes Illegal as Ukrainian Tensions Mount(抜粋)

--取材協力:Rainer Buergin.

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