銀値決め方法変更、円滑な移行目指す-LBMAの女性CEO

貴金属業界で約1世紀にわたって続 いてきた伝統のうちの2つが消え去り始めた時、ルース・クローウェル 氏は現在のポストに就いて4カ月しかたっていなかった。

まず、クローウェル氏(34)は、世界の銀価格設定のため貴金属業 界で1897年から取り入れられているプロセスの近代化の道筋を付ける必 要がある。次に、95年間続いている金の値決め方法の変更を誘導するこ とになる。これは、前例のない変革だった。その変革をスムーズに進め ることが、1月にロンドン貴金属市場協会(LBMA)初の女性最高経 営責任者(CEO)に就任した同氏の任務だった。臨時職員として LBMAに就職した米国人のクローウェル氏は、7年でCEOのポスト に上り詰めた。

「1世紀以上も続いていた何かの終了が決定すれば、人々は驚くだ ろう。スケジュール通り進むか失敗するかだった。失敗すれば批判され るだろう」。クローウェル氏は10月1日、LBMAでのインタビューで そう語った。

国際業界団体のLBMAは価格設定の役割は担っていないが、30カ 国余りの国々の会員77社と準会員69社が同協会の現物引き渡しと倉庫で の保管基準を順守し、世界の取引業者もこれに従っている。クローウェ ル氏は、欧州と米国での規制強化により取引が厳格化され取引コストも かさむ中、売買を引き続き円滑に行えるようにすることが課題だと述べ た。

原題:Changing Global Silver Fix Was Just the Beginning: Commodities(抜粋)

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