投機家の金買い越し減少-金ETPからは10月に1500億円流出

投機家による金相場上昇を見込む買 い越しが減少した後、相場は2010年以来の安値を付けた。インフレヘッ ジ需要が後退したことが要因。

米政府のデータによれば、ニューヨーク市場の金の先物とオプショ ンの買越残高は3週間ぶりに減少。米景気の回復により安全資産として の金の魅力が低下する一方、ドル相場は4年ぶりの高値を付けた。

ブルームバーグが集計したデータによれば、米国の金連動型上場取 引型金融商品(ETP)からは10月に13億ドル(約1500億円)余りの資 金が引き揚げられ、月間ベースでは今年最大となった。

デルテック・インターナショナル・グループ(バハマ)のアテュ ル・レレ最高投資責任者(CIO)は10月31日のインタビューで、「金 相場は下落すると予想しており、顧客には金への投資配分をゼロとする よう勧めている。米国が量的緩和を終了する一方、他国は紙幣を増刷し ているため、ドル相場は引き続き上昇するだろう。米国の経済成長も金 投資を控える要因になっている」と指摘した。

原題:Gold Wagers Drop as $1.3 Billion Pulled From Funds: Commodities(抜粋)

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