JPモルガンを米司法省が為替トレーディングで刑事捜査

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米銀最大手のJPモルガン・チェー スは、同社の為替事業をめぐって米当局による刑事捜査を受けているこ とを明らかにするとともに、予想される法務関連損失額の上限を引き上 げた。

JPモルガンは3日の提出書類で、「発生可能性のある」法務関連 損失額は最高59億ドル(約6720億円)と見込んでおり、6月末時点か ら13億ドル引き上げた。同行は米司法省の刑事捜査のほか、米商品先物 取引委員会(CFTC)や英国など各国監督当局の調査に協力している と説明した。

同行は提出書類によると、「これらの捜査や調査は当行のスポット 外為トレーディングとこれらの業務に適用される管理」に焦点に絞った ものであり、同行は「米司法省や各監督・民間規制当局との間で解決策 をそれぞれ協議している」と報告した。

事情に詳しい複数の関係者によると、金融機関は外為市場での操作 疑惑をめぐり欧米監督当局から調査を受けている。シティグループとス イスのUBSは先週、外為ビジネスに関して米司法省の捜査を受けてい ることを明らかにした。シティはこれに伴い7-9月(第3四半期)決 算を修正し6億ドルの法務費用を上積みした。

JPモルガンのマリアン・レーク最高財務責任者(CFO)は10 月14日、7-9月(第3四半期)の法務費用10億1000万ドルの「大部 分」が外為ビジネス関連調査に絡むものだと説明していた。

原題:JPMorgan Faces U.S. Criminal Probe Into Currency Trading (1)(抜粋)

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