米中間選挙、共和党が優勢も上院での過半数奪回は微妙

4日の米中間選挙では共和党の議席 増加が予想されているが、依然として激戦となりそうな州が複数あり、 上院で共和党が過半数を取り戻すかどうかは微妙な情勢だ。

投票前の最後の週末、全米で候補者らが最後のアピールに奔走し、 浮動票を確保しようと数千人ものボランティアや党員らが有権者の説得 にあたった。下院では共和党が現在の過半数をさらに伸ばすとみられて いる。注目される上院では、共和党が過半数を奪還するためには6議席 の純増が必要となる。

オバマ大統領の低支持率を背景に追い風は共和党に吹いている。こ れに対して民主党はノースカロライナ州では教育、アーカンソー州では 農業というように、地域別の争点に焦点を絞って対抗している。

オバマ大統領は前日、コネチカット州の民主党候補の応援に駆け付 けたが、移民法改革に反対する女性が演説会場で3分間にわたりやじを 飛ばし、警備員に拘束される騒ぎになった。大統領は女性が退場させら れた後、壇上から「共和党が移民法改革を妨害している。これこそ上院 に民主党議員が必要とされるもう一つの理由だ」と聴衆に訴えた。

この女性以外にもやじは続き、20分ほどの演説は複数回にわたって 中断された。

ランド・ポール上院議員(共和、ケンタッキー州)は2日にCNN とのインタビューで、「中間選挙はオバマ大統領に関する住民投票だ」 と指摘。「間接的にオバマ大統領に対する信任が問われる」と続けた。 ポール議員は次の大統領選への出馬が取りざたされており、今回の中間 選挙を控えた運動でも精力的に活動している。

原題:Republicans Have Edge in U.S. Vote With Senate Too Close to Call(抜粋)

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