【ECB要人発言録】日本シナリオに備えよ-ノボトニー氏

更新日時

10月27日から11月3日までの欧州中 央銀行(ECB)要人らの主な発言は次の通り(記事全文は発言者の氏 名をクリックしてください)。

<11月3日> コンスタンシオ副総裁(マドリードでのスピーチで):条件付き長期リ ファイナンシングオペ(TLTRO)への参加で評判に傷が付くことは ない。

ドラギ総裁(欧州議会に宛てた書簡でコメント):ECBが購入する適 格資産担保証券の範囲はかなり大きく、シニアトランシュだけでも相当 な量の買い入れが可能だ。

<10月31日> クーン・ベルギー中銀総裁(Kanaal Zとのインタビューで):ユーロ圏 では当面は低金利が続く状況を受け入れる必要があるだろう。

ノボトニー・オーストリア中銀総裁(CNBCとのインタビューで): (全面的な量的緩和の可能性について)絶対にないとは絶対に言うなと いう教訓をわれわれは皆学んでいるが、現時点ではそういう見通しはな い。

<10月29日> ハンソン・エストニア中銀総裁(タリンで記者団に):これまでに講じ られた刺激策はすでにかなりのものだ。一部はすでに効果が出ており、 他の措置も2年かけて効果が表れてくる。恐らく来年春に効果を見極め るため、今は時間が必要だろう。

<10月28日> ノボトニー・オーストリア中銀総裁(ウィーンでのイベントで):近い 将来に成長率が3-4%になることはないだろう。長期にわたる停滞と いう「日本シナリオ」に備える必要が恐らくあるだろう。欧州経済が正 常化するする時期を予測することは可能ではない。最大のリスクは若年 層の失業が長期間続くことだ。

プラート理事(レコー紙とのインタビューで):デフレリスクは限定的 であり、IMFが発表したユーロ圏のデフレ確率(30%)という予測 は、やや受け入れ難い。

<10月27日> プラート理事(タイト紙とのインタビューで):景気減速にもかかわら ず、緩やかな回復が引き続き現実的なシナリオだが、低インフレが長期 化する中で経済ショックに見舞われれば、デフレを招く恐れがあり、警 戒が必要だ。

前週の発言録はここをクリックしてください。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE