ユーロ圏:10月の製造業活動はほぼ横ばい、伊と仏で縮小

ユーロ圏の10月の製造業活動はほぼ 横ばいにとどまった。フランスとイタリアで活動が縮小した。

英マークイット・エコノミクスが3日発表した10月のユーロ圏製造 業購買担当者指数(PMI)改定値は50.6。1年2カ月ぶり低水準だっ た前月の50.3からは上昇したものの、10月23日公表の速報値(50.7)を 下回った。指数は50が活動拡大・縮小の分かれ目。

ユーロ圏の4-6月(第2四半期)はゼロ成長だった。欧州中央銀 行(ECB)のドラギ総裁はデフレスパイラルへの懸念を示している。 ECBは6日に政策を決定する。

マークイットは発表資料で「ユーロ圏の製造業セクターは10月もほ ぼ横ばいの状態にとどまった。需要の弱さが引き続き、域内全体で生産 と雇用を抑える要因となっている」とした上で、「国別のPMIデータ はまたしても、域内での格差の存在を鮮明にした」と指摘した。

マークイットによると、アイルランドとオランダ、スペイン、ドイ ツの指数は10月の活動拡大を示し、フランスとイタリアは縮小だった。

ユーロ圏全体の新規受注は前月に続き減少。マークイットによれ ば、域内市場が弱さの中心。雇用創出ペースもほぼ横ばいで、激しい競 争が価格決定力の重しとなっているという。

原題:Euro Manufacturing Remains Near Stagnation as Italy Contracts(抜粋)

--取材協力:Mark Evans、Ainhoa Goyeneche、Kristian Siedenburg.

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