ブラジル株(31日):ボベスパ指数上昇、日銀追加緩和を好感

31日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が約2週間ぶりの高値を付けた。日本銀行による追加の 金融緩和策を受け、世界の流動性増加に伴いブラジル株など高リスク資 産の需要に弾みがつくとの観測が高まった。

食品会社のBRFはアナリスト予想を上回る7-9月(第3四半 期)利益の発表が好感され上昇。携帯電話会社チン・パルチシパソンエ スは急伸。ブラジル紙フォリャ・ジ・サンパウロは電話会社オイとテレ フォニカ・ブラジル、アメリカ・モビルのクラロ部門がチン買収に合意 したと報じた。一方、バンコ・サンタンデール・ブラジルは親会社が少 数株主からの未保有株買収を完了したことを受け、大幅安。

ボベスパ指数は前日比4.4%高の54628.60と、10月13日以来の高値 で終了。今月は1%値上がりした。通貨レアルは3%安の1ドル =2.4778レアル。ブラジル政府の9月の財政収支は少なくとも2001年以 来最大の赤字となった。日銀が国債や上場投資信託(ETF)の購入量 を増やすと発表したのを受けて、MSCIオールカントリー世界指数 は1.1%上昇した。

ヘッジファンドのテオリカ・インベスチメントスのパートナー、ロ ジェリオ・フレイタス氏は「日銀が市場に供給する流動性の一部がブラ ジルにも波及する。市場には非常にプラスだ」と指摘した。

原題:Ibovespa Rises as Japan Stimulus Buoys Brazilian Stocks Outlook(抜粋)

--取材協力:Paula Sambo.

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