アジア・太平洋株式サマリー:中国・香港株上昇、印株は最高値

アジア・オセアニア各株式市場の動 きは以下の通り。

【香港・中国株式市況】

中国本土と香港の株式相場は上昇。上海総合指数が月間ベース で2009年以来最も長期の上げとなった。中国政府が市場改革と国有企業 再編を加速させつつあるとの観測が広がった。

華能国際電力(902 HK) は香港市場で3カ月ぶりの高値に上昇。改 革への期待で中期的に電力株が押し上げられるとの見通しを中信証券が 示した。

本土市場では寧波銀行(002142 CH)と南京銀行(601009 CH)など 銀行株が高い。7-9月(第3四半期)の利益が5四半期で最大となっ た宝山鋼鉄(600019 CH)は約1カ月ぶりの高値を付けた。一方、中国 中鉄(601390 CH)は1.4%下げ、今週の上昇率を30%に縮めた。

上海総合指数の終値は前日比1.2%高の2420.18と、1年8カ月ぶり の高値。月間ベースでは2.4%上昇。CSI300指数は前日比1.6%高 と、13年6月以来の高値に達した。

香港のハンセン中国企業株(H株)指数は前日比1.2%高。今月 は4.3%値上がり。ハンセン指数は前日比1.3%高で終了した。

華泰証券の周林アナリストは「投資家は強気になっている」とし て、「当局による一段の改革と流動性拡大が見込まれており、上昇基調 が来年に入っても続く」と予想した。

【インド株式市況】

31日のインド株式市場では指標のS&Pセンセックス指数が前日に 続き過去最高値を更新。日本銀行の予想外の緩和拡大を受けてアジア株 が全面高となった流れに乗った。モディ政権が改革を加速させるとの期 待も根強い。

住宅金融でインド最大手のハウジング・デベロップメント・ファイ ナンス(HDFC)は約2カ月ぶり高値。エンジニアリングのラーセ ン・アンド・トゥブロは6週ぶり大幅高。マルチ・スズキ・インディア は、円安で利益率が向上するとの見通しから上場来高値となった。

センセックス指数は前日比1.9%高の27865.83で終了。月間ベース では6月以来の大幅上昇で10月を終えた。

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前日比50.40ポイント(0.9%)高 の5526.60。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比5.50ポイント(0.3%)高の1964.43。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比86.69ポイント(1%)高の8974.76。