アジア・太平洋株式サマリー:上海指数が大幅上昇、印株も高い

アジア・オセアニア各株式市場の動 きは以下の通り。

【香港・中国株式市況】

中国株式相場は上昇。上海総合指数が3カ月ぶりの大幅高となっ た。工業利益が増加したほか、習近平国家主席が全国規模の自由貿易区 拡大を示唆したことが好感された。

天津港(600717 CH)が8.4%上げるなど、港湾関連銘柄が上昇。国 営の新華社通信によれば、習主席は上海自由貿易区を他の地域でも再現 できるとの認識を示した。9月の工業利益が増加したことを受け、造船 会社の中国船舶工業(600150 CH)を中心に工業株も高い。7-9月 (第3四半期)の利益が急増した保利房地産集団(600048 CH)は3.5% 高。

上海総合指数は6営業日ぶりに反発し、終値は前日比2.1%高 の2337.87。政府が景気を支援するため刺激策を加速させつつあるとの 観測から、午後になって上げ幅を拡大した。CSI300指数は2%高で 終了。

香港市場ではハンセン中国企業株(H株)指数が前日比2.3%高。 ハンセン指数は1.6%高で引けた。

徳邦証券の張海東アナリスト(上海在勤)は「株式はここ数日、売 られ過ぎだったが、上昇基調に戻った」と指摘。「香港、上海両証券取 引所の接続遅延をめぐる懸念は織り込み済みだ」と述べた。

【インド株式市況】

28日のインド株式市場では指標のS&Pセンセックス指数が1カ月 ぶり高値となった。銀行株と医薬品株が高い。

インドステイト銀行は4カ月ぶり高値。業種別の銀行株指数は過去 最高を更新した。製薬のサン・ファーマシューティカル・インダストリ ーズとシプラはセンセックス指数構成銘柄中で上昇率3位内に入った。

ソフトバンクがインド最大級の電子商取引サイトを運営するスナッ プディールへの出資を決めたことを受け、スノーマン・ロジスティクス などEコマース関連銘柄も買われた。

センセックス指数は前日比0.5%高の26880.82で終了した。

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前日比6.36ポイント(0.1%)安 の5452.60。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比6.29ポイント(0.3%)安の1925.68。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比145.77ポイント(1.7%)高の8773.55。