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【個別銘柄】キヤノンやIHI安い、鹿島急落、JFEは堅調

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きょうの日本株市場で、株価変動材 料のあった銘柄の終値は次の通り。

キヤノン(7751):前日比2.5%安の3195円。カラー複合機の需要 堅調、円安を背景に2014年12月期の連結営業利益計画を3650億円から前 期比9.7%増の3700億円に上方修正する、と27日に発表。ただ、市場予 想の3748億円には届かなかった。JPモルガン証券は、投資判断「アン ダーウエート」を継続。円安効果を差し引くと、デジタルカメラなどの 数量減に伴う実質的な利益の下方修正が大きいとし、15年度の増益にま だ確信が持てないとしている。ドイツやゴールドマン・サックス、 UBSの各証券も弱気の投資判断を維持。

IHI(7013):6%安の505円。4-9月期(上期)の連結営業 利益は前年同期比46%増の289億円と、従来計画の290億円をやや下回っ たもようと27日に発表。期ずれの影響で、売上高が想定から8%下振れ たことを踏まえた。SMBC日興証券では円安、ターボチャージャーの 見通しの違いから会社計画からの上振れを見込んでいたため、印象はネ ガティブと指摘。業績下振れは橋梁、海洋事業が主因と分析した。

鹿島(1812):6%安の482円。15年3月期の連結営業利益計画 を280億円から前期比4.3%増の240億円に下方修正する、と28日午後に 発表。一部の大型建築工事で損益が悪化する見通しになった。

JFEホールディングス(5411):2.5%高の2013.5円。4-9月 期(上期)の連結経常利益は前年同期比24%増の920億円だった、と28 日午後に発表。主力の鉄鋼事業の販売増、円安による為替差益の計上で 従来計画の700億円から上振れた。また、15年3月期計画を従来比11% 増の2000億円に上方修正した。

フジクラ(5803):7.9%安の446円。27日に発表した4-9月期 (上期)の連結営業利益は、自動車電装分野の伸長やFPC(フレキシ ブルプリント配線板)の回復などで前年同期比23%増の106億円となっ たが、市場予想の109億円にはやや届かなかった。ゴールドマン・サッ クス証券では、一時費用の発生もあり、物足りない内容と指摘した。

古河電気工業(5801):3.2%安の181円。クレディ・スイス証券 は27日、投資判断を「中立」から「アンダーパフォーム」、目標株価 を230円から170円に下げた。軽自動車向けワイヤーハーネスの需要低迷 リスクが大きく、通期の会社計画は下方修正される可能性が高いと分 析。同証による15年3月期の営業利益予想を223億円から200億円(会社 計画225億円)、来期を310億円から230億円に減額した。

スタンレー電気(6923):6.7%高の2280円。発行済み株式総数 の0.77%に当たる130万株、金額で25億円を上限に自社株買いを行う と27日に発表。期間は28日から11月28日で、当面の需給好転が見込まれ た。同日示した4-9月期(上期)連結営業利益も、車載向けLED照 明などコンポーネンツ事業の堅調を背景に前年同期比2.2%増の181億円 と増益を確保。

キッコーマン(2801):2.4%高の2319円。野村証券は27日、投資 判断を「中立」から「買い」、目標株価を2200円から2700円に上げた。 食品加工セクターの中で株価がさえない理由として、ルーブル安に伴う ロシア向けの販売苦戦があるが、営業利益は全社の1%程度にすぎず、 影響は軽微と分析。むしろ事業規模大きい北米の堅調、国内でのシェア 上昇が下支えし、15年3月期から17年3月期に年率5%増収、9%営業 増益を予想する。

SUMCO(3436):2.6%高の1326円。ジェフリーズ証券は28 日、投資判断を「アンダーパフォーム」から「買い」、目標株価を500 円から1800円に上げた。16年の値上げ見通しが株価に完全に織り込まれ ていないとし、300ミリウエハー価格は16年に20%上昇するとの見解を 示した。同証による14年12月期営業利益予想を210億円から250億円、来 期を270億円から300億円に修正。

三井造船(7003):1.8%安の225円。建造工事の進捗(しんちょ く)や円安効果で4-9月期(上期)の連結営業利益は前年同期 比5.8%増の86億円と、従来計画の50億円を上回ったもようと27日に発 表。ただ、SMBC日興証券では修正幅は想定の範囲で、通期計画の維 持はネガティブな印象と指摘。エンジニアリング事業での一部工事の採 算悪化が主因とみており、短期的に株価が下落する可能性に言及した。

TPR(6463):9%高の2465円。15年3月期の連結営業利益計画 を172億円から前期比38%増の187億円に上方修正する、と27日に発表。 日本、アジアでの売り上げ増と円安に伴う為替差益の効果を見込む。年 間配当も1株32円から40円に上積みする。前期は26円。

岩崎電気(6924):6.7%高の238円。15年3月期の連結営業利益計 画を22億円から25億円に上方修正する、と27日に発表。LED新製品の 売り上げ拡大、コスト改善効果で上振れた上期動向を踏まえた、前年同 期比では9.7%減益が一転、2.6%増益になる見込み。

関東電化工業(4047):9.2%高の429円。東海東京調査センター は27日、投資判断を新規に「強気」、目標株価を470円とした。精密化 学品の業績を支える半導体需要が好調で、コスト競争力の面でプラスの ウォン高傾向の持続にも言及。同証による15年3月期営業利益予想は25 億円(会社計画23億円)、来期29億5000万円とする。

日新電機(6641):3.3%高の591円。4-9月期(上期)の連結営 業利益は14億円と、従来計画の7億円から上振れたもようと27日に発 表。新エネルギー・環境事業での期ずれの影響で売上高は1%強下回る が、売り上げ品種構成の変化などで採算性が上向く。前年同期比では、 減益率が78%から55%に縮小する。

ユアテック(1934):8.3%高の576円。15年3月期の連結営業利益 計画を41億円から63億円に上方修正する、と27日に発表。上期時点での 工事採算性の向上に加え、再生可能エネルギー関連工事を含む一般民間 工事の受注堅調などを見込む。前期は14億円の赤字。

エクセル(7591):300円(28%)高の1372円でストップ高。15年 3月期の連結営業利益計画を39億円から前期比2.2倍の43億円に上方修 正する、と27日に発表。スマートフォン向け電子部品、液晶モジュール 向けデバイスの需要が旺盛なため。

小森コーポレーション(6349):8.6%安の1069円。15年3月期の 連結営業利益予想を従来比15%減の65億円に下方修正すると、28日午前 に発表した。研究開発費など販管費の増加が響く。

ナカヨ(6715):12%安の347円。15年3月期の連結営業利益計画 を13億7000万円から9億4000万円に下方修正する、と27日に発表。ビジ ネスソリューション分野での新規顧客開拓の遅れなどから、売上高が計 画から7%ほど下振れるもようで、前期比では13%増益が一転、23%減 益になる見込み。同社は電話機、交換機メーカー。

ジェコス(9991):8.7%高の1755円。4-9月期(上期)の連結 営業利益は前年同期比71%増の32億4500万円だった、と28日午後に発 表。仮設鋼材事業で賃貸、工事採算が改善、建設機械事業の需要も堅調 だった。

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