アジア・オセアニア各株式市場の動 きは以下の通り。

【香港・中国株式市況】

中国株式相場は下落。一時は上昇していたが、市場関係者が期待し ていた香港、上海両証券取引所の相互注文取り次ぎ開始が遅れるとの観 測から下げに転じた。

香港取引所の李小加最高経営責任者(CEO)は17日に記者団に対 し、相互注文取り次ぎプログラムにタイムテーブルはなく、開始時期は 監督当局と発表することになろうと述べた。

上海総合指数は前日比0.7%安で終了。一時は0.2%上昇していた。 週間の下落率は1.4%となった。CSI300指数は前日比0.1%安で引け た。商品関連の銘柄の下げが目立った。

CLSAでトレーディング・執行のグローバル責任者を務めるアン ディ・メイナード氏(香港在勤)は、中国本土の証券会社は「準備が整 わず、懸念を示して時間的猶予を求めたのだろう」との見方を示した。

香港市場ではハンセン中国企業株(H株)指数とハンセン指数が、 いずれも前日比0.5%高で終了した。

【インド株式市況】

17日のインド株式相場は3日ぶりに上昇。最近の相場下落は行き過 ぎとの見方が一部で広がったためで、指標のS&Pセンセックス指数は 週間ベースでの下げ幅を縮小した。

インドステイト銀行が銀行株の上げを主導。インド最大の発電機メ ーカー、バーラト重電機は指数構成銘柄の中で最大の上げを示した。二 輪メーカーのヒーロー・モトコープは1カ月ぶり大幅高。四半期利益 が59%増となったことが好感された。一方、ソフトウエア輸出でアジア 最大手のタタ・コンサルタンシー・サービシズは2009年5月以降で最も きつい値下がり。四半期利益が6期ぶりにアナリスト予想を下回った。

ムンバイ市場のセンセックス指数は前日比0.4%高の26108.53で終 了。前日は2カ月ぶり安値を付けていた。月初来の海外勢のインド株売 り越し額は4億900万ドルに上っている。米当局が緩和縮小を進める中 で世界経済をめぐる懸念が再燃し、世界の株式市場からは今月これまで に時価総額にして約3兆3000億ドルが失われている。

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前日比16.83ポイント(0.3%)高 の5271.72。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比18.17ポイント(1%)安の1900.66。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比120.81ポイント(1.4%)安の8512.88。

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