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【個別銘柄】リクルート初値堅調、Jディス急落、エボラ急騰

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きょうの日本株市場で、株価変動材 料のあった銘柄の終値は次の通り。

リクルートホールディングス(6098):16日に東証1部市場に新規 株式公開(IPO)、公開価格の3100円に対し初値は2.3%高の3170円 だった。販促や人材メディア、人材派遣業などの子会社を経営管理 し、2015年3月期の連結業績計画は、売上高が前期比8.3%増の1 兆2900億円、営業利益は3%増の1210億円、1株利益は121円48銭。上 場に際し、公募2950万6200株、オーバーアロットメントを含む売り出 し3946万7900株を実施した。終値は3330円と終日強い動き。

ジャパンディスプレイ(6740):18%安の359円。15年3月期の連 結営業利益計画を400億円から前期比77%減の65億円に下方修正する、 と15日に発表。上期に大口顧客への出荷遅れ、中国のLTE対応機種向 けの市場立ち上がりも遅く、売上高が当初見込みを下回った。売価下落 に対するコスト低減の遅れも響く。シティグループ証券は15日、投資判 断を「買い」から「中立」に下げ、中国スマートフォンの生産調整の可 能性を考慮、下期回復を見込む会社側より慎重な見方を取るとした。

エボラ出血熱関連株:米テキサス州の病院に勤務する医療関係者が エボラ出血熱に感染した、と同州保健局が15日に発表。米国内での感染 は2人目で、同関係者は先週死亡したリベリア人の看護・治療に携わっ ていた。防疫需要を見込み、抗インフルエンザ薬の効果期待で富士フイ ルムホールディングス(4901)が1.8%高の3425.5円、クリーンブース 製造の日本エアーテック(6291)が300円(27%)高の1430円ストップ 高、マスクのダイワボウホールディングス(3107)が4.8%高の217円、 不織布の小津産業(7487)が400円(24%)高の2099円ストップ高、コ ンドームのオカモト(5122)が10%高の486円。

資源関連株:国際石油開発帝石(1605)が5.5%安の1239.5円、 JXホールディングス(5020)が4.1%安の448.5円など。世界的な供給 過多の状況が嫌気され、ロンドンの北海ブレント先物は15日の取引 で1.5%安の1バレル=83.78ドルと10年11月以来、およそ4年ぶりの安 値を付けた。原油市況安が業績の押し下げ要因になるとみた売り圧力が 強まり、東証1部33業種で鉱業が下落率トップ。タンカー需要の減退が 懸念され、海運が下落率2位だった。

東京エレクトロン(8035):3.8%安の6090円。半導体装置の伸び で、4-9月期(上期)の連結営業損益は260億円の黒字になったもよ うと16日付の日本経済新聞朝刊が報じた。前年同期は18億円の赤字。た だ、ブルームバーグ・データによる市場予想の285億円を下回る。

ヤマダ電機(9831):4.4%安の328円。15日に公表した9月の全店 売上高は前年同月比16.5%減った。日曜日が1日少なく、秋分の日が飛 び石だった影響もあるが、減少率は7月の9.3%、8月の8.5%から拡大 した。モルガン・スタンレーMUFG証券は16日、投資判断を「オーバ ーウエート」から「イコールウエート」に下げた。目標株価も450円か ら330円に修正。7-9月期の減収率や地方でのシェア低下の可能性、 再生エネルギー買い取りの制限による悪影響などを踏まえた。

日本曹達(4041):7.1%高の557円。クレディ・スイス証券は15 日、投資判断「アウトパフォーム」を継続し、目標株価を660円から680 円に上げた。持ち分利益への感応度が高い飼料添加物メチオニン市況が 回復基調や電子材料の出荷拡大などで、化学セクターの中で業績予想の 大幅上方修正の可能性があると分析。同証による15年3月期の経常利益 予想を103億円から111億円(会社計画93億円)、来期を118億円から122 億円に見直した。

システムインテグレータ(3826):13%安の539円。3-8月期 (上期)の営業損益は9億1300万円の赤字と、前年同期の2億2300万円 の黒字から悪化したと15日に発表。主要4製品を除くその他パッケージ 分野での大型不採算案件の発生による影響を第1四半期に続き受け た。15年2月期見通しを7000万円の赤字-6億6000万円の赤字と、従来 の3400万円の黒字から下方修正。

古野電気(6814):150円(15%)安の837円でストップ安。15年2 月期の連結営業利益計画を25億円から前期比48%増の22億円に下方修正 する、と15日に発表。商船・漁業市場向けなど舶用事業を中心に売り上 げは好調だが、上期営業利益が従来計画から18%下振れたことを踏まえ た。ことし3月に発覚した防衛省に対する過大請求案件で、返納金等の 発生などは現時点で通期見通しに織り込んでいない。

いちよし証券(8624):7.4%安の1122円。4-9月期(上期)の 連結業績速報を15日に公表、営業利益は16億2100万円だった。前年同期 に比べ68%減益。

東洋証券(8614):3.4%安の259円。16日正午に公表した4-9月 期(上期)の連結業績速報は、営業利益が前年同期比51%減の10億9800 万円だった。

パル(2726):8.2%安の2863円。ドイツ証券は15日、投資判断を 「買い」から「ホールド」に下げた。価格転嫁と在庫管理の徹底で15年 2月期の営業利益は3期ぶりに最高益を更新する見通しだが、株価は過 度の割安感の修正が続き、達成感があると判断した。

サイゼリヤ(7581):7.3%高の1535円。15日発表の15年8月期の 連結営業利益見通しは前期比29%増の71億円。円安や天候不順による食 材、エネルギー価格の高騰で27%減益だった14年8月期から回復すると ともに、ブルームバーグ・データによる市場予想の61億円を上回る。い ちよし経済研究所では投資判断を「中立」から「買い」に上げた。

ウエルシアホールディングス(3141):4.8%高の3415円。14年8 月期の連結営業利益は前の期比13%増の142億円だった、と15日に発 表。調剤や家庭用雑貨の売り上げが1割以上伸長、主力の医薬品・衛生 介護用品・ベビー用品・健康食品類、化粧品も堅調だった。前期比で77 店舗増えたことも寄与。15年8月期は6.3%増の151億円を計画。

アクロディア(3823):16%安の260円。14年8月期の連結営業損 失は3億8700万円と、前年同期の8000万円から赤字が拡大した。当初 は3000万円の黒字化を見込んでいたが、サッカーワールドカップでの盛 り上がり期間が想定より短く、人気のソーシャルゲーム「サッカー日本 代表」シリーズなどを中心に売り上げが計画から下振れた。

暁飯島工業(1997):11%安の150円。15日に発表した15年8月期 の営業利益計画は、前期比25%減の3億円。さらなる労働力不足と建材 価格の高騰による工事採算性の悪化などを懸念する。14年8月期は、政 府建設投資の増加や民間建設投資の回復などを受けた完成工事高の増 加、工事利益率の向上で63%増益だった。

白鳩(3192):6.3%高の539円。14年8月期の営業利益は前の期 比28%増の1億5900万円だった、と15日に発表。海外ブランド「カルバ ンクライン」の新規取り扱いで品ぞろえを拡充、リピート顧客数の向上 に取り組むとともに、ロジスティクス部門の改善も進めた。15年8月期 は65%増の2億6200万円を見込む。

雑貨屋ブルドッグ(3331):6.9%安の135円。14年8月期の営業損 失は47億円と、前の期の22億円から赤字幅が拡大したと15日に発表。在 庫過多の是正、不採算店舗の撤退を進めており、売上高が2割以上減っ た。15年8月期は3億400万円の営業損失と、赤字継続を見込む。

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