ドイツのメルケル首相は欧州への信 頼が揺らいでいるとして、ユーロ圏各国政府に対し、債務・財政赤字の 規制順守を引き続き強く求めていくと述べた。

メルケル首相は3日、ハノーバーで行われた1990年のドイツ再統一 の記念式典で、「何度も同じことを要求すると、いくらか陳腐に聞こえ ることは分かっている」と述べた上で、「それでも私はひるまない。な ぜなら、ドイツの行動はどれほど真剣に規律を考えているかを物語って いるからだ。この姿勢を他国も経済的、政治的に深刻に受け止めること を望む」と続けた。

フランスの今年の財政赤字は5年ぶりに膨らむと予想されており、 イタリアは今年の成長見通しを下方修正した。同国はリセッション(景 気後退)に陥っており、構造的財政均衡の達成時期を1年先延ばしし た。

メルケル首相はEUの安定成長協定を含め、「欧州は自国に課した 原則や合意を順守する必要がある」と述べた。

原題:Merkel Says She Won’t Let Up on Fiscal Discipline for Euro Area(抜粋)

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