トヨタが二重の試練に直面-カローラ調査とタコマのリコールで

トヨタ自動車の車両で意図せざる急 加速が起きたとする苦情を米当局が調査しているほか、トヨタはピック アップトラック「タコマ」69万台のリコール(無料の回収・修理)を開 始しており、同社は二重の痛手を受ける恐れがある。

米運輸省道路交通安全局(NHTSA)の29日の通知によると、意 図せざる「低速からの急加速」を経験したとのカローラ所有者の苦情を 受け、2006-10年型の最大169万台が調査対象になる可能性がある。こ れとは別に、トヨタは故障につながる恐れのあるサスペンション部品を 修理するためタコマをリコールした。

カローラをめぐる苦情は09-10年に1000万台を超えるトヨタ車のリ コールにつながった意図せざる急加速問題を連想させるものだ。トヨタ は今年3月、米当局の和解の一環として過去最高となる12億ドル(現在 のレートで約1300億円)を支払うことなどで合意した。

トヨタの広報担当エド・ルイス氏は「トヨタはいかなる問い合わせ にも全面的に協力する」と述べた。

タコマのリコール対象のモデルは05-11年型。トヨタは発表資料 で、今回の不具合に伴う衝突事故や死傷者を把握していないと説明した が、複数の所有者がリーフスプリングの不具合でブレーキがダメージを 受けたことについてNHTSAに苦情を申し入れている。

原題:Toyota Unintended Acceleration Probed as Tacomas Recalled (2)(抜粋)

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