ロシア中銀:資本統制を検討、資金流出加速なら-関係者

ロシア中央銀行は同国からの資金流 出が加速するようなら一時的に資本統制を導入することを検討してい る。中銀での議論を直接に知る当局者2人が明らかにした。

当局者が匿名を条件に述べたところによると、そのような措置は流 出に歯止めをかけるためのもので、純流出ペースが大幅に加速した場合 に限り採用される。可能性のあるシナリオすべてを考慮しているとし て、時期や資本統制の引き金となる水準には言及しなかった。

中銀の議論は米欧の対ロシア制裁が効果を表し始めていることを示 唆するものだ。経済発展省は先週、今年の純流出額の見通しを前年 比64%の拡大となる1000億ドル(約11兆円)に引き上げた。

ナビウリナ中銀総裁は25日の政府への説明で、「資本統制の導入は 理にかなっていない」と述べていた。ただ、米欧の対ロ制裁とロシアの 報復措置の長期化などにより資金流出が加速した場合は、金融の安定に 政策の焦点を移し「非伝統的な」ものを含め様々な措置を取るだろうと 総裁は述べた。

中銀は報道に対して、国境を越えた資本の流れに制限を設ける考え はないとの声明をウェブサイトに掲載した。財務省のニキティナ報道官 はこれより先、同省はそのような措置について協議していないと携帯電 話のテキストメッセージで答えていた。

原題:Russia Said to Weigh Capital Controls If Net Outflows Surge (2)(抜粋)

--取材協力:Yuliya Fedorinova.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE