9月独失業者は前月比1万2000人増、予想外-景気見通しに影

ドイツでは9月の失業者数が予想に 反して増え、2カ月連続の前月比増加となった。ユーロ圏経済の回復の 遅さやロシアとの間の緊張が、独経済の見通しに影を落としている。

独連邦雇用庁(FLO)が30日発表した9月の雇用統計によると、 失業者数は季節調整済みで前月比1万2000人増の292万人。ブルームバ ーグ・ニュースがまとめたエコノミスト27人の予想中央値は2000人減だ った。失業率は6.7%で前月と変わらず、20年余りで最低の水準を維持 した。

4-6月(第2四半期)にマイナス成長に陥ったドイツ経済がどれ だけ強く回復できるかが、ユーロ圏の成長率とインフレ率を押し上げる 鍵を握っている。

BNPパリバの欧州担当エコノミスト、エブリン・ハーマン氏(ロ ンドン在勤)は「景気の勢いの鈍化ならびに高い地政学的な不透明感が ドイツの雇用市場に表れている」と述べた上で、「だが、雇用市場の環 境悪化というよりは一段の引き締まりが小休止した状況を意味する。環 境は引き続き極めて良好だ」と続けた。

原題:German Unemployment Unexpectedly Rises as Economic Risks Climb(抜粋)

--取材協力:Kristian Siedenburg.

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