トレーダーが香港の民主化デモ支援、ソーセージ2000本差し入れ

ニューヨークに本社を置く証券会社 BGCパートナーズのトレーダー4人が29日夜、民主化を求める学生や 市民が徹夜しているところに現れ、空きっ腹を抱えたデモ参加者らのた め2000本余りのソーセージを焼いた。30日夜にはさらに多くの社員に加 え顧客8人と共に差し入れをする計画だ。

BGCのアジアのデリバティブ(金融派生商品)責任者、ダニエ ル・シェファード氏(32)は電話で、十分な食事が取れていないデモ参 加者らを助けたいと思ったと語った。同僚3人と共に2万香港ドル (約28万円)相当のソーセージを買い込み、調理道具と一緒に金鐘地区 のデモ隊の集合場所に持ち込んだ。

香港では自由な選挙を求める市民たちが、催涙ガスなどを用いて解 散させようとする警官隊に抵抗している。抗議行動は26日に始まり、28 日から警察との衝突に発展している。

BGCを一部保有するキャンター・フィッツジェラルドのロンドン オフィスで働いた後13年前に香港に移ったシェファード氏は、「座り込 んでいるのはほとんど全部子供ような若者で、クラッカーやバナナとい った手に入る食べ物でしのいでいる。彼らの一部はもう3日間もとどま っている」と話した。米同時多発テロ以降、「困っている人を助けるこ とをわれわれは学んだ。できるだけのことをするつもりだ」と続けた。

キャンター・フィッツジェラルドは2001年9月11日の同時多発テロ の際、ウォール街で最も多くの犠牲者を出した。

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