米ボーイング、防衛部門の従業員2000人を異動-コスト削減

米ボーイングは29日、商用機の生産 拠点であるシアトルに勤務する防衛部門の従業員2000人を異動させると 発表した。米国防費の縮小を受け、コスト削減を進める。

同社によると、シアトルでの業務の多くを今後3年間でオクラホマ シティーとセントルイスに移す。従業員はオクラホマシティーで900 人、セントルイスで500人増やす計画。一部の事業はフロリダ州ジャク ソンビルとメリーランド州パタクセントリバーに移管する予定。

ボーイングの防衛部門責任者クリス・チャドウィック氏は発表資料 で、難しい決断だったが「競合他社と差別化し、急速に変わる世界の防 衛環境で一歩先を進み続けるためには必要だ」と説明した。

2011年の財政管理法には強制的な歳出カットに伴い国防総省に10年 間で約5000億ドル(約55兆円)の予算削減を求める措置が盛り込まれて おり、ボーイングなど防衛関連企業の軍備販売は落ち込んでいる。

原題:Boeing Shifting 2,000 Defense Jobs Out of Seattle Aircraft Hub(抜粋)

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