ユーロ圏:9月インフレ率0.3%に低下、会合控えたECBに圧力

ユーロ圏では9月のインフレ率が前 月から低下した。デフレ回避のための追加策が必要かを今週協議する欧 州中央銀行(ECB)への圧力が強まった格好だ。

欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が30日発表した9月の ユーロ圏消費者物価指数(CPI)は前年同月比0.3%上昇。このイン フレ率はブルームバーグがまとめたエコノミストの予想中央値と一致し たものの、8月の0.4%を下回った。

同時に発表された8月のユーロ圏失業率は11.5%と、前月と同水 準。これもブルームバーグがまとめたエコノミスト予想中央値と一致し た。

ECBのドラギ総裁は22日、インフレ押し上げを「引き続き固く決 意している」と表明。インフレ率は2013年に入って間もない時期から中 銀目安を下回っており、当局者らはここ数カ月の間に異例の措置を打ち 出している。

ズートホルシュタイン貯蓄銀行(ノイミュンスター)のエコノミス ト、クリストファー・マティエス氏は、低インフレは「ユーロ圏の経済 活動が信じられないほど弱い兆候だ」とし、「現状は暗く、この状況が 短期的に好転するとは思えない」と語った。

原題:Euro-Region Inflation Slows as ECB Prepares for Policy Meeting(抜粋)

--取材協力:Kristian Siedenburg.

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