一部銀行は重要な為替業務から撤退も、規則導入で-ステートS

主要国・地域の中央銀行や監督当局 で構成する金融安定理事会(FSB)は不正操作疑惑がある為替指標の 見直しに関する規則を検討しており、一部の銀行が重要な為替ビジネス への参加を取りやめるきっかけになる可能性が高いと、米ステート・ス トリートはみている。

ステート・ストリート・グローバル・マーケッツのシニア・マネジ ングディレクター兼エージェンシー外為サービス担当責任者のチップ・ ローリー氏によると、FSBは為替指標設定に関する取引手続きを変更 する規則を30日に発表する見込みで、顧客向けに指標を設定する業務と 他の業務の間に垣根を設けるものとなりそうだ。為替市場では1日当た り5兆3000億ドル(約580兆円)の資金が移動する。

ローリー氏はシカゴで25日に開催された会議で、こうした規則が施 行された場合に「銀行は恐らく何らかの別の部門を立ち上げる必要が出 てくる」と指摘した。

指標に関わる取引が減った場合、不祥事に見舞われた業界の改革に 向けた取り組みが損なわれる可能性がある。一方、顧客は支払い方法の 変更などへの対応を迫られる公算が大きい。

ローリー氏は「新たな管理部門を立ち上げ、新たな人員を採用し、 別のスペースを設定する価値があるのか、それともそこから撤退したい と考えるだろうか。一部の銀行は事業から撤退すると私は予想する」と 述べた。

原題:Banks Seen Withdrawing From Some FX Trades to Avoid Rules (2)(抜粋)

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