LMEニッケル:弱気相場入り、在庫が過去最高に増加

29日のロンドン金属取引所 (LME)ではニッケルが弱気相場入りした。在庫が過去最高水準に積 み上がり、世界最大の生産国であるインドネシアが鉱石禁輸措置を講じ た後も世界的に供給は十分あることが示唆された。

LME指定倉庫の在庫は6月末時点から16%増加。29日だけ で1.5%増えて過去最高の35万3340トンとなった。国際ニッケル研究会 (INSG)のデータによれば、7月までの3カ月は在庫不足だったが その後は供給過剰の状態となっている。

LMEニッケル相場(3カ月物)は前週末比1.8%安の1トン=1 万6675ドルで終了。5月13日に付けた今年の最高値から20%余り値下が りし、弱気相場入りとなった。

LME銅相場(3カ月物)は前週末比0.4%高の1トン=6742ド ル。アルミニウムと鉛、亜鉛も値上がり。スズは下落。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の銅先物12 月限終値は0.7%高の1ポンド=3.0565ドル。今月は3.3%値下がりして おり、このままいけば月間ベースで3月以来の大幅な下げとなる。

原題:Nickel Enters Bear Market on LME as Inventories Rise to Record(抜粋)

--取材協力:Maria Kolesnikova、Alex Davis.

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