英銀ロイズ:8人を解雇、ボーナス剥奪-LIBOR制裁金後

英銀ロイズ・バンキング・グループ は行員8人を解雇するとともにこれら行員のボーナスの権利を剥奪(は くだつ)した。同行は指標金利操作問題で米英当局から2億2600万ポン ド(約400億円)の制裁金を科された。

まだ権利の発生していない長期インセンティブ報酬300万ポンド前 後についてその権利を解消したと、同行が電子メールで発表した。個人 名は明らかにしていない。7月28日に当局との合意が成立する前に退社 した多数の行員については、「処分は不可能だった」という。内部調査 の対象になった4人は職務に復帰したと事情を知る関係者が述べた。

同行は、ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)など指標金利の操 作で共謀した問題で処分を受けた7番目の企業。ノーマン・ブラックウ ェル会長は発表文で「当局との合意発表後直ちに、独自の懲戒手続きを 迅速に進めた」とした上で、「他の行員へのボーナス支払いについて検 討される選択肢に、当行の評判と財務への著しい打撃が全面的かつ公正 に反映されるようにする必要がある」と説明した。

ロイズは英金融行動監視機構(FCA)に1億500万ポンド、米商 品先物取引委員会(CFTC)に1億500万ドル(約115億円)、米司法 省に8600万ドルを支払う合意に至り、イングランド銀行(英中央銀行) にも780万ポンドを支払った。

FCAは7月28日に、7人の管理職を含む16人がLIBORに関す る不正行為に「直接関わったか認識していた」と指摘。4人がレポレー トの操作に関わったと発表していた。

不正行為に関わったことが判明した個人の処分が完了した今、「取 締役会と経営陣は再発防止を決意している」と、アントニオ・ホルタオ ソリオ最高経営責任者(CEO)は表明した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE