PIMCO、投資家の不安解消図る-親会社も関係維持と表明

米パシフィック・インベストメン ト・マネジメント(PIMCO)は共同創業者で最高投資責任者 (CIO)のビル・グロース氏の退社後も、同社の投資戦略に大きな変 更はないと表明した。グロース氏の退社発表が市場を驚かせたことか ら、投資家の不安解消に努めた。

PIMCOのダグラス・ホッジ最高経営責任者(CEO)はインタ ビューで、グロース氏のジャナス・キャピタル・グループへの移籍を26 日に発表した後、同社はまずトレーディングに集中したと述べた。その 後、大規模な資金引き揚げを回避するため、同社は顧客や販売パートナ ーへの個別説明を開始した。

PIMCOの旗艦ファンド、2220億ドル(約24兆3000億円)規模の 「トータル・リターン・ファンド」の運用担当者に新たに指名された3 人のうちの1人、スコット・マザー氏は「業務は平常通りだ」と述べ、 「われわれは全員、投資委員会のメンバーとしてこれまでもチームに参 加していた」と説明した。

ドイツのアリアンツは子会社であるPIMCOとの関係を変える予 定はなく、売却も計画していないと述べた。

アリアンツの資産運用責任者であるジェイ・ラルフ取締役は英紙フ ィナンシャル・タイムズ(FT)とのインタビューで、「われわれは10 年前からPIMCOの経営を全く同じに維持している」とし、「それを 変えるつもりはない。グロース氏の退社はアリアンツとPIMCOの関 係に全く影響しない」と語った。ブルームバーグ・ニュースの取材に対 し、アリアンツはこのコメントを確認した。

原題:Pimco’s New Chiefs Seek to Calm Investors After Gross Exits (1)(抜粋)

--取材協力:Oliver Suess.

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