北極海の油井で原油発見-露ロスネフチ、米エクソンと共同で

米最大のエネルギー会社エクソンモ ービルの支援によって北極圏で掘削を進めているロシアは、大規模な原 油埋蔵地と確認される可能性のある発見があったことを明らかにした。

ロシアの国営石油会社ロスネフチは、北極海のカラ海地域でエクソ ンと共同で掘削している油井の1つで原油が見つかったと発表。この地 域が世界有数の原油生産地域の1つとなる可能性を示していると説明し た。

ロスネフチのイゴール・セチン最高経営責任者(CEO)は2日間 かけてロシアの調査船でリグ(掘削装置)を訪問。原油発見について27 日に明らかにした。油井では原油約10億バレルが発見され、この近辺も 同様の地質であることから周辺地域には米メキシコ湾を上回る量の原油 が埋蔵されている可能性があると語った。

セチンCEOはインタビューで「予想を上回っていた」と述べ、こ の発見は「北極圏での炭化水素の存在を示す上で極めて重要だ」との見 解を示した。

今回の発見をきっかけに、ウクライナでのロシアの行動をめぐる米 ロ間の対立が先鋭化しそうだ。米政府は対ロ制裁の一環としてエクソン に対し、10月10日までにロシアの北極海沖合での作業を停止するよう指 示。原油は停止期限前に発見された。

原題:Rosneft Says Arctic Ocean Well Drilled With Exxon Finds Oil (2)(抜粋)

--取材協力:Joe Carroll、Mark Chediak.

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