【FRB要人発言録】利上げ辛抱強く待つ必要-NY連銀総裁

9月22日から28日までの米連邦準備 制度理事会(FRB)要人の主な発言は以下の通り(記事全文は発言者 の氏名をクリックしてください)。

<9月28日> フィッシャー・ダラス連銀総裁(フォックス・ニュースとのインタビュ ー):一部で急に高成長となって賃金インフレが生じる可能性があると 思う。その時になって心配し始める。ここで後手に回りたくない。

<9月25日> ロックハート・アトランタ連銀総裁(ミシシッピ州ジャクソンで講 演):利上げ開始に向けた環境は15年半ば、もしくはその少し後までに 整うと引き続き見込んでいる。

フィッシャー・ダラス連銀総裁(ロイター通信報道、ローマでの会議 で):利上げ開始は意外に早く15年春ごろにも。

<9月24日> エバンス・シカゴ連銀総裁(ワシントンで講演):今直面する最大のリ スクは、拙速に金融情勢を引き締め方向に誘導しようとすることだ。早 期利上げを求める声に対し非常に不安を覚える。

エバンス・シカゴ連銀総裁(ワシントンで講演):われわれは米金融政 策のスタンス調整では特に辛抱強くなるべきだ。政策目標に対するリス クのバランスを適正に保つためなら、インフレ目標の若干の超過を容認 することも必要だ。

メスター・クリーブランド連銀総裁(クリーブランドで講演):ガイダ ンスは時間の経過とともに姿を変えるのが望ましい。2つの責務の達成 に向けた経済の実際の進展と想定される進展、そしてそのスピードに合 わせて、われわれが政策スタンスを系統的に判断する状況をより詳細に 情報を与えるようにするべきだ。

<9月23日> ジョージ・カンザスシティー連銀総裁(ワイオミング州で講演):金利 の正常化を開始する時期は今だ。政策金利は現時点でゼロから離れてい るべきだった。FRBの金利正常化の開始で、相場の変動時期を予想す べきだ。FRBは金利を徐々に体系的に引き上げる必要。米経済は約 3%の成長軌道で前進している。

ブラード・セントルイス連銀総裁(セントルイスでの会議で記者団に発 言):(9月のFOMC会合では)量的緩和はまだ終了していなかった ため、声明から「相当な期間」の文言の削除を試みることは時期尚早だ と私は考えた。より妥当な時期は量的緩和の終了が予定されている10月 の会合だろう。

コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁(ノーザンミシガン大学で講 演):今後4年間、インフレは2%を下回るだろう。利上げペースが遅 過ぎるよりも速過ぎる方を懸念している。

コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁(ミシガン州マーケットで講 演):(FOMCは)インフレ率が目標の2%に戻る2年間という指標 となる時間枠についてはっきりと言及することを検討する必要がある。

<9月22日> ダドリー・NY連銀総裁(ブルームバーグのイベントで発言):資産バ ブルをリアルタイムで特定できるよう努力する必要があるだろう。金融 が不安定ならば効果的な金融政策は望めない。

ダドリー・NY連銀総裁(ブルームバーグのイベントで発言):ドルが 大幅に上昇すれば、経済成長への影響を伴うことになる。ドルの大幅上 昇はインフレを抑える傾向がある。従って2%の目標達成は一層難しく なる。このことを考慮するのは当然だろう。

ダドリー・NY連銀総裁(ブルームバーグのイベントで発言): FOMCの目標を下回るインフレ率は利上げを辛抱強く待つことを正当 化する。(インフレ率を目標の2%に戻すには)経済が少なくとも一定 期間、やや過熱気味に推移する必要がある。

ダドリー・NY連銀総裁(ブルームバーグのイベントで発言): FOMC参加者による政策金利予測を投資家は過度に重要視するべきで はない。

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